今年、私の中で様々な変化がおこっていて
その一つは
この身体のすべてが
感受性の媒体なのだということ
それは仕事を通じて起こりました
オペラシティ東京で音を奏でる樫本大進さんの姿を見ながら
わたしはいつのまにか
この世の美しいあらゆるものを
ステージの上でめくるめく回想をしていて
同時に、細胞や脳内がどんな動きを起こして
自分のエネルギーがどう変化するかを客観的に意識しながら
全身で音を感じることに集中していました。
そして彼が弾く姿を見て
その身体すべてを音を奏でる媒体にしているようだ。
そう思った時、頭の設定が書き換わり、
今まで、服、鞄、靴、インテリア、車、自然など
あらゆるエネルギーを感じていたつもりでしたが、
いや、この身体全部が感受性の媒体なのだとはっきり自覚したことで
より感覚がセンシティブになり、その感受性の媒体をもった身体に、今まで以上の喜びを見出すようになりました。
何かを感じるために身体をつかって生きている
それを明確に理解した喜び
だから感じることに遠慮する必要はない
この世から天国へと持ち運べるものは、
喜びや感謝という感情だけかもしれない
感受性と美について考えること
それはなんて壮大なテーマなんだと
自分でも怖じ気づきます。
だけど、またいつか生まれ変わって地球に遊びにきたときに、
美しいものは、愛でできている
と誰もが知識としても感覚的にも知っている未来だといいなと、私はいつも思っています。
そのために伝える
美しいものは、愛でできている
神様が花をデザインしたように。
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