東京オリンピック、デザインの意図とその解釈

The role of the work of the day

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2020年、東京オリンピックのロゴマークには、一体どんな隠された意図があるのだろうと、考えてしまう職業病。常日頃から、デザイン、その他様々なものにおいて、意図、エネルギー、想いを込めて生み出しているからなのですが、ロゴ1つで、例えば、会社が、その人が、どういう方向へ進むのかの関連性を感じ取ります。ですから、ロゴやデザインを生み出す立場としては、愛と意図を重要視しています。あと調和的であるかどうか。

(調和的であるかどうかは、=美しいかどうか)


例えば自然に存在する花のデザインには、花の色、デザインはもちろん、香り、その癒し効果、医学的な活用方、咲いている期間、散り方までもが意図的にデザインされている考えており、そのデザインの神がかった設計に感動します。散り方一つにしても、色も形も美しいまま、ある日突然落ちる花もあれば、桜のように、散ってもなお美しさを感じるようにデザインされたものあるわけです。


東京オリンピックの2つのロゴに込められた意図に関しても、それが無意識的であったとしても、そのロゴの形状から、先に起こる何かを促し、あるいは引き越したりするのではないかなと想像します。2019年、2020年は、星的に見ても、相当何か大きな変化が起こりそうであり、冥王星、土星、木星、山羊座、あと天王星も?そのあたりの絡みのようで、社会的にも大きな変化が起こることは確かなようです。


で、このマークの解釈に入ります。



最初の円のデザインは、初期知識として[NEVERまとめ]を見ると、左右二つのデザインの中に含まれているパーツの枚数は全く同じであり、パーツごとの角度も同じだということがわかりました。半円の面積も同じらしいです。


私が思うのは、最初の「円」のデザイン。円という調和の中に、すべてのパーツがまとまっている状態。それは秩序立っていると捉えました。

しかしパラリンピックの方は円の上が開いています。枚数も角度も変わらずに、円という調和と秩序の形が「解放」されたデザインに見えます。


私たちは秩序を大切に、言い方を変えれば、何かを抑え込むように生きてきており、それは調和を保つためでもあります。自由すぎると、秩序が保てなくなりますから。だけどその円が解放された右のデザインは、これまでの封印が解けるかのような、そんなイメージを持ちます。


・社会に対する大きな変化

・1人1人の生き方の変化

・封じ込めていた何かの解放


そのようなことが展開されるのでは、、という私の見解です。デザインには意図がありますからそれを生み出す人の精神レベルとか、愛の深さとかも、とっても重要だと思っています。


LONDONのDesign Museumで買った図形の本


LONDON V&A Museum 


図形は奥が深いものです。

それは万物の設計でもあり、意図が込められていると思います。2020年にどういう開放が起こるのか、興味深いロゴマークの解釈をお伝えしました。



Blog by Mami Grace Osada

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