五感を鍛えると現実は大きく変化する

The role of the work of the day

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日に日に実感していることがあります。それは五感が繊細になってきているということです。思い返したら、あの日がきっかけだったかなあと。


1年近く前でしょうか、橋の上をテクテクと歩きながら "ああ、もう本物しかいらない、欲しくない" そう思いました。


それから、良質なアロマに出会ったり、お仕事でクラシックと関わり始めたことで、音に敏感になっていきました。食べるものも極端に変化していきました。そうすると現実がどう変わってきたかについて、備忘録のために書いておこうと思います。



[香り]

海外で様々なブランドの香りを試してみましたが、化学品が混ざってる感じが分かるようになりました。そして結局何も買うに至らなかったのです。本物を作る手間を考えると、良質なものは高いです。それは仕方のないことだと思います。化学品が混ざっているものは、香りが脳に広がらず、脳梁で堰き止められる感じです。


[音]

例えば、締め切りがあと数時間というときには、縦ノリの激しい曲が欠かせませんし、何か一時的にエネルギーが欲しいときには激しい曲を聞きますが、長時間聞くと、逆に疲れるため、音の選曲に敏感になりました。バロック音楽を聞きながら踊ることで、細胞が元気になる感覚が増していて、音が脳や体に及ぼす影響はかなりのものだと思います。音からくる身体の変化を慎重に見極めるように変化しました。


[服]

これはもう職業病で、ただ生地を縫い合わせただけの服の形をしたものと、時間をかけて作られたものとの違い、型紙に込められた作り手の美意識との違いがわかるので、洋服は、良いものだけを少しずつ所有していればいいと思います。安いものを無駄に買うより、価値観や美意識で選んだ1枚を選び、感謝して着ることの方が、はるかにエネルギーの流れが強いです。


[食]

海外の野菜や果物の味と、日本のスーパーに置いてあるものとの違いがはっきりと分かるようになり、スーパーに行くのが怖くなりました。加工食品は特に、「食べ物の形をした何かこわいもの」に見えます。できるだけ良質なものを選んで必要な分量だけを慎ましく食べることを心がけています。ジャンキーなものも無性に食べたくなる時もありますが、その頻度はどんどん減っています。


あくまでも私個人の備忘録です。

まとめると不必要なものが、わかるようになってきた」


世の中は物が溢れすぎていて、何か不調和を引き起こすものが多いように思います。人の想いの込もった物は、経験上では、必ずいい循環となっています。感謝するからです。そうでないものを買ったり食べたり取り入れ続けていると、身体にも心にも不調和を引き起こします。


便利なので都会に住んでいますが、その中でも感受性は鍛えることはできています。良質なものを選ぶことで、五感が磨かれて、不必要なものを買ったりしなくなるので、無駄がなくなります。感覚力が高まることで、セールで無駄買いをしなくなったりとか、使わないものが部屋にあって掃除が大変だったりとか、無駄にたくさん食べなくてもよかったりしてきます。


五感を磨いた先にあるものは、豊かな生活です。



Blog by Mami Grace Osada

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