LOVE ONE ANOTHER|The White Spring

The role of the work of the day

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前回続き

次に向かう場所へ移動しながら、ガイドが事前に注意をしました。「ここは気分が悪くなる人が多いのでなにかあったらすぐ言ってください」と。


調和的で美しいチャリスガーデン、そのすぐそばに、相反する薄暗い泉は存在しました。中に入ると、ほぼ真っ暗の洞窟。その暗闇の中、ろうそくの炎によって照らされた泉と祭壇がありました。全体的に湿気があり、陰と陽なら、まさに陰といえます。写真撮影も禁止。そもそも、写真を撮ろうという気になりません。


入り口付近に、なんとなく目を合わせたくないような隠の気を放つ男性が座っていました。髪が長く、タロットカードに出てきそうな死神のような雰囲気。それに伴い、私の心も不安になる感じ。目を合わせないで中に入りました。


どうしたらいいかわからない感覚が全身を襲います。祈りとかではない感じ。なにを感じたらいいかわからずその場を後にしたのですが、ちょっとわけがあり、3回もその空間に行くことになりました。3度目は少し慣れて、入り口にいるその男性とアイコンタクトをしてみようという気持ちに変化していました。 "彼はここにいる理由があるのだろう" そういう思いと一方で、関わる必要がない人とは距離を置いておく方が身のため。という言葉も浮かんでいました。むやみに誰とでも親しくするものではない。これは社会経験で学んだ1つでもあります。


闇を抱えた人は、どこにでもいるものです。

しばらくその薄暗い空間の中にいることにしました。少し、何かを感じてみたくなったのです。



平和のすぐ隣には闇がある
人の心にも、
幸せだと思ったすぐ隣に闇もまた存在する

常に、それはそばにある


頭の中に浮かんでくる言葉たち。なんとなく夫の肩にもたれかかりました。そうすると、また違う言葉を感じました。


もうそろそろ戦いを終わらせましょう


え?誰?そう思うと同時に、私の中でこう聞き返しました。

戦いを終わらせる?「どうやって?」

すると、答えが返ってきました。


"愛の力で"


私はしばし呆然としていました。誰かとわからない者との交流をしていました。そして沈黙のまま、呆然とその空間を後にしました。思い切って、入り口の男性と、ちょっと目を合わせてみることにしました。イギリス特有の親切なやりとりがあったわけでもなく、ただちょっとだけ、お互いを認識するアイコンタクトをとったように思えます。


入り口を出ると夫が教えてくれました。「ほら、これ見て」

その壁に書かれた文字は、注意深くしていないと気がつかないような曖昧なものでした。何か他のことに気を取られていると見えないでしょう。



LOVE ONE ANOTHER


意味は、お互いを愛し合います


薄暗い泉である「The White Spring」は、白い聖水。

チャリスガーデンは、赤い聖水。それが1つとなり流れるとき、平和は訪れるといいます。


白い聖水と赤い聖水は飲むことができるので、訪れた人々は飲んでいました。赤い方は鉄分が強いのですが、硬水みたいで私は美味しいと思いました。クリスマスイブの前日、聖なる夜に過ごしたグラストンベリーは、イェシュア(イエス)が必要とした最愛の女性マグダラのマリアが長年住んだ場所でもあります。愛する人が死した後も、彼女は隠れて生きなければならなかったわけですが、彼女の祈りは今もそこに生きているのだと私は感じることが出来ました。


女性性の解放

愛と平和

ジョンレノンの「LOVE」の歌詞にも書いてありました。彼の想いは、歌となって今も生きています


Love is knowing
we can be
愛は知ってる
私たちに出来ると

love john lennon

グラストンベリーで買ったエンジェルオーラの指輪



Blog by Mami Grace Osada

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