女性性が蘇る場所:グラストンベリーとチャリスガーデン

イギリスから帰国してすぐ、まるで肩をぐっと強引に掴まれたかのように引きつけられた本を購入しました。本を開いてすぐ、驚くことが書いてありました。


"イエスが死した後、マグダラのマリアはイギリスに渡りその身をかくまうために、グラストンベリーに長年住んでいた


先日行ったばかりのグラストンベリーに長年住んでいたなんて…と、驚いたのと同時に、ああ、だからあの場所は、女性的なエネルギーを感じたのだと納得しました。


グラストンベリーの丘を画像検索すると、なんだかその形状は、女性下部の形状に似ているかもと思っていたり、街に売ってる置物も神聖なる女性を表現したモチーフばかりでした。

その丘の頂上には塔があり、そこには屋根がありません。天井から降り注ぐ光は、なんだかまるで、女性と宇宙とのつながりを表現しているようにも思いました。


ここにくると女性は心と体が整う


そう無意識に感じた感覚は、長年住んでいたマリアのエネルギーが地域全体に生きているからかもしれません。


丘のすぐ隣にはチャリスガーデンがあります。私が何よりも感動したことは、この場所で、ジョンレノンがImagineの曲の着想を得たということでした。Imagineは私が日々聴いている曲の中でも、極めて頻度の高い曲なのです。


Imagine all the people
Living life in peace


想像してごらん みんなが

平和に生きていることを



朝の霧が空間全体を包み始め、私と夫とガイドの他に、もう1人読書をしていた男性もいつのまにか消えていて誰もいません。とても静かで平和な庭を歩いていると、1つだけ、赤いバラを見つけました。その真っ赤なバラは朝露に濡れてとても美しかったので、すぐに目を奪われました。すると、ヒッピーみたいな人(レインボー色の服に、白い長髪の男性)が現れて、私が見ていたバラを見て言いました。


「おや、バラが咲いているなんて珍しいね」

朝露と真っ赤に濡れたバラの蕾


赤いバラの花言葉は、「愛」と「美」

その中でも、赤いバラのつぼみは innocent love(純粋な愛)だそうです。

マリアの純粋な愛でしょうか、なんて。


ヒッピーのようなその男性は、ほぼ毎日のように訪れている人だそうです。


チェリスガーデンの泉は、ヴェシカパイシーズという模様になっていて、創造の子宮、神と女神へのつながり を表している形らしいです。グラストンベリーの丘は、女性部位の神秘的な形のようでもあり、ヴェシカパイシーズは、創造の子宮を表している。極めて女性性が強い場所だったので、私は女性が美しくなる場所のように感じたのかもしれません。


ここ最近は、#MeeToo が世界的に広がり、女性への軽視に関する様々なことが表立っています。世界的歌姫のビョークは「世界が変わる波がきている」と綴り、ハリウッドで沸き立ったセクハラ騒動を起に、Time's up on silence. 「沈黙を破りましょう」というインスタが支持されています。そもそも女性軽視がはじまった理由は、"女性の能力への嫉妬と恐れ" からだと、ある書物に書いてありました。長い歴史の中で、女性性を尊重する文章は異端とされ、その抑圧は何千年も続いてきました。それがようやく、女性軽視への解除が本格化してきそうな世の中へと動きはじめたのでしょう。


時の終わりの始まり

女性性と男性性のバランスを取り戻す時


今まさに、大きな変化の節目。マリアが過ごしたこの場所は....、聖なる水が2000年枯れることなく沸き続ける泉でもあり、女性性は抑圧すべきではなく、神秘で美しい存在なのだということを、永く、永く、待ち望んできたかのような聖地でした。

時の終わりの始まり

女性性と男性性のバランスを取り戻す時


MAMI