私が短大時代に学んだことで
今でも忘れられないこと
それはある先生の最初の授業
50代くらいで、ちゃきちゃきしていて
魅力いっぱいでオシャレな先生
その1番最初の授業でのセリフが
今でも忘れられなくて
ずっと守り続けています
それは
「どんなに忙しい毎日で
スーパーで買ってきたお惣菜の夕食で済ませるときも、
美しい器に盛り付けて、食卓に出すのよ。
一手間かけてあげることを忘れないで」
当時18歳の私には
なんだかとてもステキなことに感じたのです。
きっとその先生がキラキラしていたから
私も真似したくなったのかもしれません。
ステキな大人の女性にお会いすることは
いつでも緊張しますが
多くの学びがあるものです。
久しぶりに全ての食器を買い替えました。
ウェッジウッドから、Diorとクリストフルへ
ウェッジウッドは少しずつ買い揃えてきたのだけど、今回のはGINZA SIXの House of Diorで購入。
良いのはわかるけど、やっぱり高いと、、正直悩みましたが、お仕事柄、ブランドを作ったりディレクションしていることもあり、購入、包装、サービス、すべてを経験するための自己投資。
夫は
食事は毎日のことだから
きっと価値あることだよ。
確かに、日常がこうして変化していくのだなと、実感してきました。
購入後すぐの変化では、
食器棚を綺麗にしたくなったり
クローゼットを整理したり
靴箱を整理したり
自発的に普段目を向けなかったところまで
掃除したくなるものです。
それは普段より背伸びした
ステキな物だから。
商品の値段だけ見て、高いとは思います。
だからこそ、
頂いたお金に感謝し
物を買える喜びに
感謝して過ごすことで
出会う人や起こる物事まで変わってくるから不思議です。
何よりも
その美しさに愛を感じるから。
かつてクリスチャン•ディオールは
「自分自身の個性を反映しない家に住むことは、他人の服を着ているようなもの」
と語ったそうです。
美の哲人の精神が引き継がれたセレクションは
今のわたしに少しでも、
美しさとは何であるか
教えてくれそうな気がします。
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