CELINE_エディ・スリマン

The role of the work of the day

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1月21日、エディ・スリマンがセリーヌ就任のニュースを見てすぐに、「絶対買う」と決めてしまった私は、つくずくこう実感しました。

ブランドとは、もはや、作る人ありき

デザイナーが誰なのかによって、ブランドの売り上げに影響するという世界。実際に、フィービー・ファイロがセリーヌに就任してからの爆発感はすごいものでした。店舗数と認知度の拡大からして明らかです。彼女の服は、「社会で働く強く美しい女性像」をファッションを通して創り上げた功績があり、そこには明確な哲学がありました。



中でも、人気を博した「クラシック・ボックス」のカバンに一目惚れでいくつか購入しました。オシャレ映画「マイ・インターン」でアンハサウェイが同じ色を持っていた思い出も。

アンハサウェイぽい?


クラシックなデザインとメタリックの相反性が気に入って購入した、シルバーとゴールド色のCELINE_ classic


2000年代初めにDior Hommeを手がけていたエディ・スリマンですが、彼が作るDior hommeの服をカッコよく着たいと思い、シャネルのデザイナー、カール・ラガーフェルドは大幅な減量に成功しました。


服とは、それほどまでに、自らの意識を大きく変容させるもの


2012〜2016年にはサンローランのクリエイティブ・ディレクターであり、メンズが得意な印象はあるものの、型紙の美しさが歴然でした。アームホール、袖周り、身幅、コンセプトが明確で、エディがサンローランを退任するとき、多くのファンは、「これから何を着たらいいの!!」と嘆いたことかと思います。女性ものと違って、男性のアイテムはベーシックです。だからこそ際立つ。シンプルな美しさほど最も難しいものです。


美しい型紙でなければ、美しい服は作れない


それはもう何年も、私が目の当たりにしてきたこと。型紙を引く夫もまた、「型紙の時点で美しくなければいけない」とよく話していました。私はOSSA MONDOに入社する際、型紙の試験を受けたのですが、テーラードジャケットのデザイン画を描いて、時間内にその型紙を引くという試験でした。一瞬だけ覚えているシーンがあって、襟のラインの美しさにこだわって1番集中した瞬間です。どうやらそのとき夫は採用を決めたそうです。(その一瞬で何かを感じ取ったらしい)

VALENTINO Fall/Winter 2018-19 メンズがパワーアップしてる感じがすごくします。


一方で、ここ数年、日本ではゆるいスタイリングが流行っています。それはそれで流れの1つなんだろうけども、ゆるい服ばかり着ていては生活もなぜかゆるくなります。食生活も住環境も人間関係も、、。


着る服は、その人の人生観を表すもの


今の星的に見ても山羊座色が強い感じと、木星蠍座という観点から、もの作りの本質をちゃんとわかって、極め続けているデザイナーの服を選択するということも一つの手だと思います。


エレガントな人じゃなければ、エレガントな服は作れない

そしてそのエレガントな服を身に纏うことで、着る人の体の中にもそのエネルギーが流れ込みます。


美しい人、エレガントな人は、空気清浄機みたいな存在です。まずは外面から意識してみることをオススメします。



Blog by Mami Grace Osada

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