The role of the work of the day
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ストーンヘンジの次は、今夜の宿泊先、グラストンベリーへ。とっても可愛くて大きな犬が出迎えてくれました。
夜中にも、ワンちゃんともふもふタイム❤️
ベッドに置いていた湯たんぽも可愛い!
扉には、蛇、獅子、蝶、蓮のモチーフ。グラストンベリーぽいです。
そして翌朝、一緒に宿泊していた友人が、体調悪くなって、まさかのダウン。ロンドンに彼女1人で戻るという事態になってしまいました。もっと話したかったので残念ですが、去年読んだ「聖なる予言」のような旅だなと思いました。流れに任せて、合流したり、別れたり。彼女はそのまま休み、私たちはグラストンベリーの丘へ。
ヨーロッパに存在する数あるレイ・ラインの中で、最も強力なライン上にあり、屈指のパワースポットと呼ばれているイギリス最大の聖地です。丘の上に登りながら見た景色はとても素晴らしいものでした。緑色の大地が広く遠くまで見渡せます。頂上まで登ると、次第に霧が濃くなってあたり一面が真っ白になりました。
雲の中、まるでこの塔だけが存在しているかのような 、とても幻想的な空間でした。
あたり一面の霧景色
しばらくその頂上の先端で目を閉じて過ごしました。霧の中で目を閉じていると、足がすくわれたみたいな感じになり、少し怖いなという感覚がしたかと思うと「心だけ」になったような不思議な感覚になっていきました。
足がなくなり
体がなくなり
頭の存在まで感じなくなり
心だけになったみたい
“心が体を動かしている” そんなことを思いながら、ガンダムとか、トランスフォーマーみたいな感じかな。胸の真ん中が一番大事な場所なんだなと。
確かに心がスリ減っていくと、体は動かなくなっていきます。心がスリ減ってくることで、耳が聞こえなくなったり…声が出せなくなったり…外に出れなくなったり。
しばらくして目を開けてみると、不思議なことに霧がすっかり消えていました。調べてみるとこの場所は、ハートチャクラの場所なんだそうです。どおりで!ハートが大事だと感じたわけです。そして、なんだかここに来ることで、女性は美しくなるんじゃないかなと感じました。心と体が整う感じで、女性の美しさが解き放たれるかのような。
頂上にある建物は、[聖ミカエルの塔] らしいのですが、雲の間からほんの数分だけ照らされた太陽の光を見ながら、ある言葉が突然浮かびました。
「ルシファー」
霧が晴れ、光りを見て、[ルシファー]という言葉が突然頭に響いてきました。でも私は、ルシファーのことを詳しく知りませんでした。後に調べてみると、ルシファーは、元々は最も美しい大天使でしたが、創造主である神に対して謀反を起こし、自ら堕天使、悪魔になったそうです。
グラストンベリーにある [聖ミカエルの塔] で聞こえた、ルシファーという大天使。
墜落する美しいルシファー『ベリー公のいとも豪華なる時祷書』( Wikipedia)
ここ、グラストンベリーの丘は、相反するものの融合と調和の場所。
もともと、ルシファーという言葉は「光をもたらす者」という意味だそうです。
相反する大天使ミカエルと堕天使ルシファーが融合することで調和するという暗示のような感じもしてきて、この世界の相反するものが融合し、美しい調和となる。それには人の心が大切というイメージが浮かびました。
ガイドさんが言うには、聖地巡礼は、自分の中を浄化または革新する旅なのだそうで、ガイドさん自身がずっと、「不思議だ!何度も来ているのに!身体が軽くなった感じがわかる」とぶつぶつと繰り返していました。それはもしかしたら、隠が陽に転じた冬至の翌日だったからかもしれませんし、私はわかりませんが、とてもいいタイミングに来れたようです。
グラストンベリーの街。サンタの帽子のおばあちゃんがキュートです。とても素敵な街でした。またきっと訪れます。
Blog by Mami Grace Osada
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