The role of the work of the day
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先月に続き、三鷹の森ジブリ美術館へ再び訪れました。
前回は一人でじっくり見ました。今回は夫を連れて。事前に見ておけば当日は案内してあげれるので。
最初に一人で行ったときも、目に涙をいっぱいに浮かべて見てたのに、2回目に行ったときにも、解説をしようと口にした瞬間から、言葉が詰まって泣けてしまう。
だってこの空間は、、、見せたいもののために、どれだけ愛を込めて、時間に込めて、一生懸命にやってきたのかが伝わりすぎる場所だから。クリエーションを生み出すときの苦悩が、たまらなく愛おしくも感じれて、その人間のがんばる姿に、つい笑ってしまうユーモアさえある。
苦悩する姿、がんばる姿、でもそれでも、
"見せたいものがあるんだ"
そしてとっても大切なことは「生命への愛情」と書いてありました。
毛虫のボロ。短編アニメーション
「生命への愛情」
人が好き、植物が好き、虫も生き物ぜんぶへの愛おしさが、たくさん感じられる場所です。
あきれるほどに手間暇をかけています。そういう作品や物に、人は心を動かされます。
一時的ではなく長い間、世界中の人からも愛されるもの。手抜きしたものや、妥協した感じが伝わるものや場所には私はリピートしない。一度切りで終わり。使い捨てになって廃棄される末路。
なんだろう、伝わるんですよね。雑なエネルギーというものは。
物質の外にあるエーテル体に移ってるのかな? 雑な感じも、愛が込められた感じも全部。
お金や権力の力だけで何かを作っても、そうもたないし、一時的に人が集まるだけ。
そんなことを考えていると、クールジャパンの経営がイケてないって昨夜ニュースで見て、44億5900万円の損失と記載されていました。
(立ち上がり当時、ほんの少しだけ関わったことがある程度だからよく知りませんけど)
自慢とかだけじゃなくて、何を見せたいの?それはどんな世界?
家庭でも、仕事でも、どんな小さなことでも、人生の船長は自分です。
印象深い言葉にこう書いてありました。
"船長が針路をあやまると
どこへも着かなくなります"
ロボット兵が見守る下で人類は、ちゃんと美しい世界を守っていけるのか。
針路をあやまらないように。
Blog by Mami Grace Osada
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